【エプソムC/穴ライズ】単勝“8人気”前後の盲点 「再び大駆けの条件は揃った」

 

【エプソムC/穴ライズ】単勝“8人気”前後の盲点 「再び大駆けの条件は揃った」

■カワキタレブリー

昨年のNHKマイルCで18番人気3着と激走した本馬。その後は自己条件で足踏みしながら、年明けに2勝クラスを卒業、前走・湘南Sで3勝クラスを勝ち上がり、再び重賞の舞台へ駒を進めてきた。

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NHKマイルCは出負けし、陣営も想定外の後方待機。しかし、4角14番手の位置から、後にマイルCSを制すセリフォス、今回人気のインダストリアらを抜き去り、勝ち馬からクビ+クビ差の接戦を演じた。

前走・湘南Sの東京芝1600m勝ち時計1分33秒6は、当日行われたNHKマイルCより0秒2速く、直線大外から豪快に差し切る強い内容。よほど、この時期の東京コースは相性がいいか。中間の気配も上々。以前まで走りにブレがあったが、真っ直ぐに坂路を駆け抜ける姿に、一皮向けた印象がある。操縦性に優れるだけに1ハロン延長も不安はなく、再び大駆けの条件は揃った。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。

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