■パンサラッサのスピードが生きる舞台
実績面ではシュネルマイスターが上だが、平坦コースで時計勝負になりやすいメイダンの芝コースでは快速馬・パンサラッサを上と見る。シュネルマイスターは若干エンジンの掛かりが遅く、パンサラッサのペースでは分が悪い。とはいえ、今回は手薄なメンバー構成。ここは“2強”の位置付けが正解と言える。
昨年覇者のロードノースは押さえるが、3番手評価にはカーネルリアムをプッシュする。サフロンビーチ、アルファリークの妙味も捨てがたい。馬券は3連単軸2頭マルチ。日本馬2頭に伏兵が割って入れば配当は跳ねる。
◎(11)パンサラッサ
◯(12)シュネルマイスター
▲(2)カーネルリアム
△(8)ロードノース
△(16)サフロンビーチ
△(1)アルファリーク
3連単軸2頭マルチ(24点)
軸:11、12
相手:1、2、8、16
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。