【高松宮記念/血統傾向】中京芝1200mで浮上する“大穴” 「激走の可能性が高い」

27日に中京競馬場で行われる高松宮記念(GI、芝1200m)の「血統傾向」を分析する。

昨年2着のレシステンシアや、前走の阪神Cで1年ぶりの勝利を挙げたグレナディアガーズをはじめ、前哨戦のシルクロードSを快勝したメイケイエール、初のスプリント戦に挑むサリオスなど春の短距離王決定戦に相応しい好メンバーが揃った。

ここでは、血統データから読みとく高松宮記念の推奨馬を紹介する。

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■サンデー系が不振の中、キングカメハメハ系の好走が目立つ

データは2017年以降の高松宮記念を集計。3着内馬の血統表は以下の通り。

このように、直近5年でサンデー系が述べ22頭出走しているが、これまで勝ち星を挙げられておらず【0-2-2-29】(勝率0.0%、連対率6.1%、複勝率12.1%/単回収値0)と深刻な不振に見舞われている。昨年2着だったレシステンシアやマイル路線で活躍したサリオスもこれに該当するだけに全幅の信頼は置きづらい。

一方でキングカメハメハ系の種牡馬が好成績。その理由はコース形態とレース展開にある。中京芝1200mはスタートしてから大半が下り坂のコース形態で、ワンペースで流れるような「持続型」のレースになりやすい。そこで、スピードの持続力に富んでいるキングカメハメハ系種牡馬出番というわけだ。今回はキングカメハメハ系の3頭を推奨馬としてピックアップしたい。

一頭目は前走阪急杯を快勝したダイアトニックだ。2017年以降で父ロードカナロアの牡馬は中京芝1200mの舞台で【10-3-3-31】(勝率21.3%、連対率27.7%、複勝率34.0%/単回収値203)と好成績を収めている。父ロードカナロア自身も前哨戦の阪急杯を勝って高松宮記念を制しており、父と同じローテーションで挑む今回は、初のGIタイトルを手にしてもおかしくはない。

さらに、同じくロードカナロア産駒のキルロードファストフォースの2頭にも注目したい。2017年以降、父ロードカナロア×母父サクラバクシンオーの牡馬(セン馬含む)が、中4週以内で芝1200mに出走した場合、【10-3-2-5】(勝率50.0%、連対率65.0%、複勝率75.0%/単回収値269)と数値が上昇する。これは母系にスプリント王のサクラバクシンオーが入ることで、スピード能力と持続性に磨きがかかったからだろう。両馬ともオーシャンSからの叩き2戦目となり、上積みが見込まれる今回は激走の可能性が高く、穴馬候補として上記2頭を推奨する。

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文・中井達也(SPREAD編集部)


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