19日に阪神競馬場で行われる第27回マーメイドS(GIII、芝2000m)のデータを紹介する。
昨年の本レースで2着だったクラヴェル、昨年のエリザベス女王杯で4着になったソフトフルート、京都記念8着からの巻き返しを狙うマリアエレーナ、愛知杯以来の重賞2勝目を狙うルビーカサブランカらが出走予定。
◆【マーメイドステークス2022予想/データ攻略-前編】ソフトフルートに「連対率0%」の不安要素 人気の一角は「馬券内率8割越え」
ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
■最多5勝のローテ組は不在
過去10年で最多となる5勝をしているパールS組【5-1-2-20】だが、今年は該当するローテ組は不在。残りは、1勝ずつの横一線と、さまざまな路線から参戦している。クラス別の成績を確認すると前走・3勝クラスが【7-3-2-48】と最多7勝している。
パールS 【5-1-2-20】 勝率17.9%、連対率21.4%、複勝率28.6%
大阪城S 【1-1-0-2】 勝率25.0%、連対率50.0%、複勝率50.0%
メイS 【1-0-0-3】 勝率25.0%、連対率25.0%、複勝率25.0%
下鴨S 【1-0-0-3】 勝率25.0%、連対率25.0%、複勝率25.0%
寿S 【1-0-0-0】 勝率160.0%、連対率160.0%、複勝率160.0%
ホンコンJCT 【1-0-0-0】 勝率100.0%、連対率100.0%、複勝率100.0%
今回、3勝クラスからのローテに該当するのはヴェルトハイム、ステイブルアスク、キムケンドリームの3頭。そのうち、キムケンドリームの前走・東北Sはダートのレース。過去10年で前走がダートだったのは5頭いるが、馬券に絡むことが出来ていない。
また、ヴェルトハイム、ステイブルアスクの2頭は、共に前走シドニーTで4、5着。昨年、2着に入ったクラヴェルが同ローテで4着だった。ステイブルアスクは2走前まではダートを走っており、阪神芝は今回初となる。ヴェルトハイムは阪神芝のレース成績は【2-2-0-3】で連対率57.1%と好成績なだけに期待したい。
▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】ソフトフルートは2枠3番、人気馬に勝率0%の“試練”
◆【血統傾向】ハンデ×牝馬の波乱レースで狙う、単回収値「300」の穴配合
◆【脚質傾向】「上がり最速」が好成績 阪神2000mでの実績に注目
◆【人気傾向】1人気が勝ちきれないハンデ重賞 混戦レースはオッズに注目
マーメイドステークス2022予想コラム一覧
▼追い切り診断
◆【追い切り診断】想定“下位人気”の爆穴に「A」の高評価 「攻め気配は申し分ない」
◆【追い切り診断】ソフトフルートを上回る最高評価「S」 「狂いのない絶好の状態」で目標の一戦へ
◆【追い切り診断】力上位の人気一角に「A」評価 「前走より確実にいい状態」
◆【追い切り診断】実績上位のクラヴェルに「B」評価 肉体面は問題なそうも「万全とは言い難い」
▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】想定“8人気”前後の盲点 斤量を味方に重賞初制覇へ
◆【穴馬アナライズVol.2】想定オッズ2桁の惑星 「強烈な末脚」で波乱を演出か
◆【穴馬アナライズVol.3】前走敗戦で“人気落ち”の妙味 「下馬評ほど上位陣との差はない」
◆【危険な人気馬】人気一角の実績馬は“消し”評価 「今回の臨戦過程には一抹の不安」
▼データ予想
◆【データ攻略-前編】ソフトフルートに「連対率0%」の不安要素 人気の一角は「馬券内率8割超え」
◆【データ攻略-後編】“波乱の使者”候補はアノ良血馬 追い風となる「馬券内率100%」とは
◆【騎手データ】スルーセブンシーズに黄信号 頭にすべき「勝率6割超え」の人馬とは
ユニコーンステークス2022 データコラム一覧
◆【ユニコーンステークス2022予想/枠順・騎手データ】過去10年のグラフデータから読み解く狙うべき馬とは
◆【ユニコーンステークス2022予想/前走ローテ】動く過去10年データグラフから読み解く狙うべき馬とは
◆【ユニコーンステークス2022予想/人気傾向】過去10年のグラフデータから読み解く狙うべき馬とは
文・SPREAD編集部