■前哨戦敗戦組が波乱の使者となる
実力最上位の香港・ウェリントンを中心に据える。ラッキースワイニーズは、デビューから10戦、すべて3着以内と、力があることは認めるが、初のGIでどこまで戦えるか。ポカがあるとすればこの舞台と考え、人気を集めるようならバッサリ切ってしまう手もアリだ。
過去10年で1~3番人気で決着したのが、15年の1回のみと、すんなり人気通りにいかないのが当レースの特徴。ジョッキークラブスプリントの敗戦馬が穴を開ける傾向もある。
そんな中、近走の成績不振で評価を落としている、昨年の覇者スカイフィールドや、3着のクーリエワンダーあたりは、簡単に評価を落とすと痛い目に合うかもしれない。ヒモで加えておきたいところだ。
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◎(1)ウェリントン
◯(6)ナランフレグ
▲(4)ラッキースワイニーズ
△(2)スカイフィールド
△(11)クーリエワンダー
馬連流し(4点)
軸:1
相手:6、4、2、11
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。