【中山記念/騎手データ】条件合致で馬券内率“8割”超 堅軸も「3着固定」が面白い存在

 

【中山記念/騎手データ】条件合致で馬券内率“8割”超 堅軸も「3着固定」が面白い存在

26日は中山競馬場で大阪杯の前哨戦・中山記念(GII、芝1800m)が開催されます。2回中山競馬を彩るレースで、1957年以降は基本的に中山芝1800mで行われてきてました。

今回は2000年以降の過去データを基に気になる騎手データを見ていきます。

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■軸は横山武史騎手で決まり

今年の中山記念に騎乗する騎手の中で、2000年以降騎乗経験があるのは11騎手。各騎手のデータは次の通りです。

[2000年以降]中山記念の騎手別成績

中山記念で好成績を残す横山典弘騎手(連対率50.0%)、江田照男騎手(連対率44.4%)、松岡正海騎手(連対率33.3%)、岩田康誠騎手(連対率60.0%)が今年は不在。全体的に寂しいデータになったことは否めません。

しかしながら、騎手ごとの巧拙がはっきり確認できますね。まずは過去2回の騎乗でいずれも3着の横山武史騎手について見ていきます。

2021年のウインイクシード(7人気3着)、2022年のアドマイヤハダル(3人気3着)と近年の中山記念で欠かせない同騎手。跨った両馬ともその前走で3着以内に駆けていたことも見逃せません。

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また、集計対象を2000年以降の中山芝1800m戦に広げた場合、横山武史騎手の成績は【6.11.12.35】の連対率26.6%、複勝率45.3%。勝ち切れない傾向はここでも見られるものの、安定感は評価できますね。

そして【横山武史騎手】×【中山芝1800m戦】×【当日1番人気】は【2.5.3.2】で、連対率58.3%、複勝率83.3%のハイアベレージです。

今年の中山記念では前日17時時点1番人気ソーヴァリアント(牡5、美浦・大竹正博厩舎)に騎乗予定ですが、過去の好走馬2頭と同じ「前走3着以内」を満たしていて、当日も1番人気に推されるようなら「堅軸」と考えられます。3連複の軸や3連単の軸がオススメで、3連単3着固定の馬券が配当的に面白いかもしれません。

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■M.デムーロ騎手は人気次第

続いて素の数値で連対率55.6%を記録するM.デムーロ騎手について見ていきましょう。2011年ヴィクトワールピサ(1人気1着)、16年ドゥラメンテ(1人気1着)、17年ネオリアリズム(3人気1着)など5度の連対がある同騎手。

注目は人気で【M.デムーロ騎手】×【当日3番人気以内】は【3.2.0.1】で連対率・複勝率とも83.3%です。さらに単勝回収率176%、複勝回収率131%ですから、人気のM.デムーロ騎手は「買い」です。一方、4番人気以下では【0.0.0.3】なため人気馬でこそ輝く騎手ですね。

さて、今年の中山記念でM.デムーロ騎手が騎乗予定なのが前日17時時点6番人気のイルーシヴパンサー(牡5、美浦・久保田貴士厩舎)。前走で重賞の京都記念を勝ちながら、今回は距離延長が嫌われたようで伏兵級に留まる同馬。当日さらに人気するようなら押さえてみてください。

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■ダノンザキッドの北村友一騎手は

最後に前日17時時点2番人気のダノンザキッド(牡5、栗東・安田隆行厩舎)に跨る北村友一騎手について見ていきます。中山記念初騎乗となる同騎手ですが、集計対象を2000年以降の中山芝1800m戦に広げた場合は【0.0.1.8】の複勝率11.1%。

人気馬に跨った機会は2010年スプリングSのサンライズプリンス(3人気4着)くらいなものの、データ上は特に強調できません。距離を問わない2000年以降中山重賞の成績は【1.6.0.29】で連対率・複勝率とも19.4%。平均人気7.7を考えれば、連対率は悪くないもののネックは勝率(2.8%)の低さですね。頭では買いづらく「連下」程度の評価が妥当かもしれません。

以上、中山記念の気になる騎手データでした。データ注目騎手としてソーヴァリアントに跨る横山武史騎手をプッシュします。

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著者プロフィール

伊藤大輔(いとうだいすけ)●「UMAJIN.net」編集部
秋田県生まれ。スポーツ関連書籍出版社、競馬専門紙の勤務を経て、現在はUMAJIN .netでライティング、競馬データ解析等を担当。『SPREAD』では主観的要素の強い「馬体解析」と客観的なデータの蓄積である「騎手データ」から、注目すべき馬と騎手を取り上げていく。

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