■WIN3)阪神10R・心斎橋Sは上がり最速勝負
本レースは2013年からのデータを基に分析する。
例年前半3F通過タイムが33~34秒台と、序盤の先行争いが激しい傾向がある。その影響か、逃げ馬の好走例は一度もなし。先行馬も【2.6.2.24】と馬券内には入るものの勝利までは届かずというレースが多い。昨年も2番人気のソウルトレインが番手で様子を見つつ最終直線でハナに立ったが、最後の急坂を超えた辺りで伸びを欠き、後方14番手から追い込んできたロードマックスに差されている。
一方で後方からは決まりやすく、過去8年で4角7番手以下からは【6.2.6.62】。そのうち上がり3F最速を記録した場合は【3.2.1.7】となっている。
ここでは上がり勝負と判断し、前走で後方7番手以下から上がり最速を記録した馬はボルザコフスキー、メイショウツツジの2頭で勝負。特に前走上がり最速を記録したものの大敗を喫したメイショウツツジは200mの延長で馬券内に好走する可能性も高く、伏兵にも警戒したいところ。
ボルザコフスキー
メイショウツツジ
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■WIN4)中山11R・美浦S 後方からはロンスパ必須
今年の本レースは中山芝2000mで開催される。その為2018~22年の内、芝1800mで開催された20年を除く過去4年分のデータを基に分析する。
脚質傾向では、逃げ【0.1.0.3】、先行【3.1.1.11】、差し【1.1.2.7】、追込【0.1.1.11】と先行が最多3勝を挙げており、前有利な傾向となっている。昨年も番手に控えていたエヴァーガーデンが最終直線でハナを奪い優勝。道中後続に5馬身ほど差をつけて逃げたミトノマルーンが2着に入る結果となった。差しが決まったのは19年のクレッシェンドラヴのみとなるが、この時はマクリ気味に仕掛けての勝利であり、後方からの場合はロングスパートが必須となる。
別のデータでは、前走で上がり3F最速を記録した場合【2.2.2.1】勝率28.6%となっており、前目の競馬もでき末脚の鋭さも併せ持つ実力が試されるレースとなる。
今回の出走馬ではサクセスシュートとファユエンの2頭が該当するが、ファユエンは基本的に後方待機のため、本レースとの相性は悪く”消し”の判断。サクセスシュートは前目で競馬ができれば勝利に近づくと予想される。
ただし好走には条件付きとなるため、過去4戦全て5歳馬が勝利しているというデータも判断材料とし、今回出走する5歳馬の中でも前走・スピカSで好位追走から3着に入線した実績を持つスパイラルノヴァを加えた以下2頭で勝負する。
サクセスシュート
スパイラルノヴァ
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■WIN5)阪神11R・大阪杯は単騎逃げ一点勝負
大阪杯はGII時代のデータも含めて分析する。
過去10年、脚質傾向では逃げ【1.1.1.7】、先行【4.5.3.22】、差し【2.3.5.45】、追込【3.1.1.28】と先行が最多4勝。馬券内に先行が粘れなかったのは2021年のみ。昨年も道中好位追走、4角4番手から抜け出たポタジェがGI初制覇、2着にも先頭を行く2頭に追いすがったレイパパレが2着に入っており、阪神内回りコースとの相性の良さが窺える。
次点では追込が続くものの、そのうち1勝と3着1回はマクリ。最終直線での後方一気が決まったのは、15年の産経大阪杯までさかのぼる。この時は不良馬場の影響で前が止まり、後方に待機していたラキシスやキズナが差し切った結果となった。また差しの場合でも4角付近で7番手以内に位置取る必要があり、それ以降だと勝率は0%。
この条件を考慮すると、上位人気が予想されるジェラルディーナ、ヒシイグアス、スターズオンアースの3頭はいずれも末脚勝負の傾向があり、前が有利な阪神芝2000mでは届かない可能性もある。
上記を考慮すると今回唯一の逃げ馬であるジャックドールが最右翼。前走データでは前走・香港Cからの勝ち馬はいないものの、その中に逃げ馬の該当はなし。さらに昨年こそジャックドールは5着に敗れているが、アフリカンゴールドやレイパパレといった強力な逃げ・先行馬の存在もあり、過去最速ペースのレースとなったことを考慮すると、ライバルのいない今年は逃げ残る可能性が高いと判断できる。
実力は申し分なしの逃げ馬一点に絞り、WIN5を攻略する。
(9)ジャックドール
WIN1:セレブレイトガイズ、テーオーソラネル
WIN2:ホウオウプレミア、ラズベリームース、ロードカテドラル、ノーダブルティップ
WIN3:ボルザコフスキー、メイショウツツジ
WIN4:サクセスシュート、スパイラルノヴァ
WIN5:ジャックドール
計32点
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文●塚本元気(SPREAD編集部)















