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【根岸S/穴ライズ】単勝オッズ“20倍”想定のダークホース 好条件で「上位争いの気配」

 

【根岸S/穴ライズ】単勝オッズ“20倍”想定のダークホース 好条件で「上位争いの気配」

過去10年、根岸Sは1番人気【4-3-0-3】と連対率70.0%を誇り、昨年も1番人気のレッドルゼルが制した。しかし、2着には10番人気のワンダーリーデルが突っ込み、馬連は5370円の好配当。

いわゆる“ヒモ荒れ”を狙うのが当レースのセオリーで、なかでも狙いは上がり最速馬。上がり1位の馬は【5-2-2-2】で単回収値364、2位は【3-1-3-3】で同134、3位は【2-1-1-6】で同121と、回収値100オーバーを記録している。

4角10番手以下だった馬は【7-3-5-46】。前述のワンダーリーデルは4角最後方の16番手から上がり1位で2着、20年の9番人気スマートアヴァロンは4角12番手から上がり1位で3着で、今年も差し・追込に「穴馬」は潜んでいると見た。

◆【根岸ステークス2022予想/穴馬アナライズVol.1】想定“6人気”前後の伏兵 前走内容に「ここで一発の可能性」

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■モジアナフレイバー

モジアナフレイバーは2020年のフェブラリーS以来、2度目の中央挑戦となる大井所属馬だ。2走前のJBCスプリントではモズスーパーフレアにハナ差迫る4着と健闘。中央の強豪相手に負けず劣らずの地力の高さを示してみせた。

前走は浦和で行われた南関東重賞・ゴールドC。これまでの戦績から1番人気の支持を集めていたが、ティーズダンクに出し抜けを食らってクビ差届かずの2着だった。敗れはしたものの、上がり3ハロンは最速の37秒6を記録。次位は0秒6差の38秒2だったことから、敗因は展開のあやと言っていい。

19年の東京大賞典、20年のマイルチャンピオンシップ南部杯でそれぞれ3着とマイル~中距離のイメージが強い馬だが、1400mは前述のJBCスプリント、ゴールドCに加えて21年黒船賞で走っており、【0-1-1-1】とすべてのレースで掲示板を確保。好条件で上位争いの気配が漂うダークホース的存在だ。

◆【根岸ステークス2022予想/穴馬アナライズVol.2】人気落ちで“妙味”の惑星 近走不振も「東京コースで再浮上」

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▼シルクロードステークス 2022-穴馬アナライズ
◆【シルクロードステークス2022予想/穴馬アナライズVol.1】想定“10人気”前後 前走収穫ありで「軽視できない存在」

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◆【シルクロードステークス2022予想/穴馬アナライズVol.2】単勝オッズ“30倍”想定 ハイペース必至で「末脚がハマる」

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根岸ステークス2022予想コラム一覧

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◆【危険な人気馬-前編】人気の一角は“消し” フェブラリーSの前哨戦で「買うべきではない」1頭とは

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▼データ予想
◆【騎手データ】条件合致で数値“急上昇” 複勝率80%を誇る栗東の大ベテランに注目

◆【データ攻略-前編】東京巧者の人気馬 条件好転で“鉄板”「馬券内率100%」が後押し

◆【データ攻略-後編】推定オッズ20倍前後の盲点 舞台替わりで「善戦マン」から脱却へ

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】人気の重賞好走馬に明暗、連対数トップの良枠にオメガレインボーが入る

◆【血統傾向】単回収値「289」の血統構成 東京巧者のあの馬の末脚一閃に期待

◆【脚質傾向】逃げは馬券圏内“0”の不安データ 注目は圧倒的な勝率を誇る「上がり最速」

◆【前走ローテ】ソリストサンダーに追い風 好走馬に該当する「2つの共通点」とは

◆【人気傾向】連対率70%を誇る1人気を信頼も、伏兵馬の激走で「ヒモ荒れ」に警戒

▼UMAJINチャンネル「必勝!岡井塾-シルクロードS編」

著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。