【金鯱賞/血統傾向】惨敗続きの穴馬に”妙味” 単回収値「238」の復活を期す重賞馬

13日に中京競馬場で行われる金鯱賞(GII、芝2000m)の「血統傾向」を分析する。

昨年の大阪杯を制したレイパパレ、昨年のエリザベス杯覇者アカイイトらGI馬をはじめ、実績上位のサンレイポケットや目下4連勝中の上がり馬・ジャックドールなど今年も楽しみなメンバーが揃った。

ここでは、血統データから読みとく金鯱賞の推奨馬を紹介する。

◆【金鯱賞2022予想/追い切り診断】有力馬に不満の「B」評価 ギアが入らず「前哨戦仕上げ」か

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■ディープやハーツクライなど日本の主流種牡馬が好調

データは2017年以降の金鯱賞を集計。3着内馬の血統表は以下の通り。

このように、ディープインパクト産駒が【2-2-2-14】(勝率10.0%、連対率20.0%、複勝率30.0%/単回収値1154)と高い回収値をマークしており、昨年最低人気ながら勝利したギベオンをはじめ、20年サトノソルタス(8人気2着)や19年ダノンプレミアム(2人気1着)、18年サトノノブレス(8人気2着)が好走するなど、4年連続で馬券に絡んでいる。

この理由はコース形態とレース展開にある。中京芝2000mは、スタート直後に急坂が待ち構えるコース形態で、加えて当レースには中距離路線からの参戦馬も多く、スローペースで流れる傾向にあり、「瞬発力戦」になりやすい。そこで、瞬発力に富んだディープインパクトの出番というわけだ。

今年のディープ産駒はレイパパレなど5頭が出走を予定しているが、ポタジェに注目したい。

父ディープ×母父ヴァイスリージェント系の牡馬は、オープン以上かつ芝2000m以上のレースで前走から距離短縮だと【4-2-3-12】(勝率19.0%、連対率28.6%、複勝率42.9%/単回収値205)。さらに、根幹距離に絞ると【3-0-0-6】(勝率33.3%、連対率33.3%、複勝率33.3%/単回収値416)となり勝率が一気に跳ね上がる。得意距離に戻す今回は初重賞制覇に期待が持てそうだ。

一方で、50%の連対率を誇るハーツクライ産駒にも注目したい。今年出走予定の該当馬はグラディアスシャドウディーヴァの2頭だが、その中で注目したいのは、シャドウディーヴァだ。

今回26戦目にして初めての中京だが、ハーツクライ×ノーザンダンサー系の牝馬は中京芝で【7-5-1-34】(勝率14.9%、連対率25.5%、複勝率27.7%/単回収値135)と中京競馬場と相性が良い。さらに、2000mに絞ると【4-2-1-9】(勝率25.0%、連対率37.5%、複勝率43.8%/単回収値238)と一段と期待値があがる。未知のコースではあるが、一発もある不気味な存在として同馬を推奨したい。

▼その他、過去10年データ傾向
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金鯱賞2022予想コラム一覧

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズ-後編Vol.1】単勝“10人気”前後の爆穴 「前走は負けて強しの好内容」

◆【穴馬アナライズ-後編Vol.2】想定“20倍”前後の伏兵 「展開利で連続好走の好機」

◆【穴馬アナライズ-後編Vol.3】惜敗続きで“人気落ち”の妙味 「中京なら必ず飛んでくる」

◆【危険な人気馬-前編】実績上位の人気馬は“消し” 春の中距離路線を占う一戦で「買うべきではない」1頭とは

◆【危険な人気馬-後編】条件不問の“優等生”を本命視 「昨年以上の着順があってもいい」

▼データ予想
◆【騎手データ】人気馬に騎乗の名手は“切り候補” 狙うべきは穴騎手の2人

◆【データ攻略-前編】人気一角に警鐘 得意条件も「勝率0%」の壁

◆【データ攻略-後編】「人」の力で浮上する惑星 馬券内率60%で波乱を呼ぶ

▼追い切り診断
◆【S評価】重賞未勝利馬に最高評価「S」 気配絶好で「勝ち負けになっていい」

◆【A評価】人気一角に及第点「A」評価 上積み大で「巻き返しに期待」

◆【A評価】有力馬を上回る高評価「A」は人気薄 素軽さアップで「好勝負必至」

◆【B評価】有力馬に不満の「B」評価 ギアが入らず「前哨戦仕上げ」か

文・中井達也(SPREAD編集部)


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