【スプリングS/危険な人気馬】重賞好走の上位人気は“消し”評価 「得意の展開にはならず」

皐月賞トライアル・スプリングSには、2歳重賞で上位争いを演じてきたアサヒ、アライバル、アルナシームらが出走予定。昨年は1番人気のボーデンが3着、2020年は単勝1.7倍のヴェルトライゼンデが2着に敗れるなど、いかにもトライアルらしい人気馬の惜敗が続いており、今年もその危険ははらんでいる。

今回、スプリングSの「危険な人気馬」として取り上げるのは、5戦1勝2着3回の安定味を誇るアサヒだ。

◆【スプリングステークス2022予想/追い切り診断】上位人気に辛口「B」 動きはダイナミックも「鋭さが伴っていない」

【スプリングS/追い切り診断】上位人気に辛口「B」 動きはダイナミックも「鋭さが伴っていない」

■アサヒは出負けの再発も…

2歳時はジオグリフ、アスクビクターモア、イクイノックスと後の重賞ウイナーの2着に善戦し、いわゆる“モノサシ馬”のような存在だったアサヒ。しかし、2番人気に支持された3歳初戦の共同通信杯では、勝ち馬ダノンベルーガから0秒8差の5着に敗れた。

ゲートで飛び跳ねるように出てしまい、流れに乗れず末脚不発に終わった格好だが、もともとその兆候はあり、2戦目の未勝利でも同じような発馬で出負けを喫している。今回、ゲートをすんなり出るかはタイミング次第だが、万が一、出負けした場合、道中でリカバリーする器用な脚はなく、そうなるとここも後方からの競馬になる。

近年のスプリングSは差し決着になっているが、元来はスピードの持続力が求められる舞台であり、実際、脚質傾向は先行が最多5勝。共同通信杯で逃げて3着のビーアストニッシドをはじめ、リューベック、グランドライン、オウケンボルトと今年は先行勢が多く、仮にゲートをクリアしたとしても、アサヒが得意とするスローからの差しという展開も期待できそうにない。

ここは人気一角のアサヒを「消し」とする。今年の展開をイメージすれば、アライバルを中心に、ソリタリオビーアストニッシドドーブネら、マイル戦のスピード競馬を経験してきた馬を上位に評価したい。

スプリングステークス&阪神大賞典2022予想コラム一覧

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▼追い切り診断
◆【S評価】最高評価「S」で“初モノ”の不安一掃 「課題をあっさり克服しそう」

◆【A評価】アサヒを上回る高評価は想定10人気 ソエ解消で「素晴らしい気迫」

◆【A評価】人気の一角に「A」評価 前走から一転「今回は意欲的な調整」

◆【B評価】上位人気に辛口「B」 動きはダイナミックも「鋭さが伴っていない」

▼データ予想
◆【騎手データ】条件合致で“勝率75%”に上昇 ダブルGII戦で注目すべき人馬とは

◆【データ攻略-前編】ソリタリオとアライバルに明暗、人気馬に降りかかる「0%」とは

◆【データ攻略-後編】“5億円ホース”ドーブネの巻き返しなるか 距離の壁を超える追い風とは

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】複勝率トップの良枠にアライバルが入る アサヒは6枠8番に

◆【脚質傾向】差して好走の人気馬に不安材料 今年も「前残り」に注意

◆【前走ローテ】上位人気アサヒに警鐘 「共同通信杯組」に勝率5.6%の壁

◆【人気傾向】1人気が勝ち切れない3歳重賞 今年も伏兵馬が権利獲りなるか

阪神大賞典2022予想コラム一覧

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】想定“30倍”以上の伏兵 「復調気配で押さえ必須」

◆【穴馬アナライズVol.2】単勝“8人気”前後の盲点 「陣営に勝負気配が漂う」

◆【穴馬アナライズVol.3】単勝“下位人気”の爆穴 「秘めたポテンシャルは高い」

▼過去10年データ傾向
◆【血統傾向】レース相性抜群の父の血を受け継ぐ単回収値「215」の有力馬

◆【枠順・騎手】過去10年データを可視化したグラフから読み取る狙うべき馬とは

◆【前走ローテ】過去10年を動く図から読み取る狙うべき馬とは

◆【人気傾向】過去10年をグラフから読み取る狙うべき馬とは

文・西舘洸希(SPREAD編集部)


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