目次
■阪神大賞典は和田竜二騎手に注目
ここからは同日に行われる阪神大賞典の気になる騎手データを見て行きましょう。今年の阪神大賞典に騎乗する騎手の中で過去騎乗経験があるのは10名。各騎手の騎手データは次の通りです。
さて、長い歴史を誇る本重賞ですが、集計期間内3鞍以上の騎乗経験があるのは僅か4騎手です。1度の騎乗だけである程度の結果を残す騎手はいるものの、連対があるのは過去複数回の騎乗経験がある騎手のみ。やはり特殊な舞台だけに、過去の騎乗経験が重要なのかもしれません。(※団野大成騎手は落馬負傷のため、荻野極騎手に乗り替わりとなります。)
過去3鞍以上の騎乗経験がある騎手を中心に見て行くと、和田竜二騎手が着順と人気のバランスに優れ、上々の連対率を記録していることが分かります。2000年こそ1番人気のテイエムオペラオーで優勝していますが、2011年のナムラクレセント(3人気1着)、2021年のディープボンド(3人気1着)と対抗評価級の馬を勝たせているのは強みですね。ちなみに【和田竜二騎手】×【関西馬】の組み合わせは過去【3-0-1-4】連対率37.5%と数字が大きく上昇します。
今年、同騎手が阪神大賞典で跨るのが昨年の覇者・ディープボンド(牡5、栗東・大久保龍志厩舎)。圧倒的な人気に推されていますが、嫌うよりは信頼すべきと考えます。
また、データ上は複勝率50%と悪くない池添謙一騎手ですが、人気薄を激走させたことはなく、2010年のメイショウベルーガ(1人気3着)、2012年のオルフェーヴル(1人気2着)のように「取りこぼした」結果のデータ。
人気馬に跨るようなら押さえは必要だと思いますが、前日で8番人気のマンオブスピリット(セ5、栗東・斉藤崇史厩舎)であれば激走までは期待できないかもしれません。
以上、今回は日曜のダブルGII戦の騎手データのご紹介でした。最後にデータ注目騎手としてスプリングSはM.デムーロ騎手、阪神大賞典は和田竜二騎手をピックアップいたします。
▼その他、データ予想
◆【スプリングステークス2022予想/データ攻略-前編】ソリタリオとアライバルに明暗、人気馬に降りかかる「0%」とは
◆【スプリングステークス2022予想/データ攻略-後編】“5億円ホース”ドーブネの巻き返しなるか 距離の壁を超える追い風とは
スプリングステークス&阪神大賞典2022予想コラム一覧
スプリングステークス2022予想コラム一覧
▼追い切り診断
◆【S評価】最高評価「S」で“初モノ”の不安一掃 「課題をあっさり克服しそう」
◆【A評価】アサヒを上回る高評価は想定10人気 ソエ解消で「素晴らしい気迫」
◆【A評価】人気の一角に「A」評価 前走から一転「今回は意欲的な調整」
◆【B評価】上位人気に辛口「B」 動きはダイナミックも「鋭さが伴っていない」
▼穴馬予想
◆【危険な人気馬】重賞好走の上位人気は“消し”評価 「得意の展開にはならず」
▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】複勝率トップの良枠にアライバルが入る アサヒは6枠8番に
◆【脚質傾向】差して好走の人気馬に不安材料 今年も「前残り」に注意
◆【前走ローテ】上位人気アサヒに警鐘 「共同通信杯組」に勝率5.6%の壁
◆【人気傾向】1人気が勝ち切れない3歳重賞 今年も伏兵馬が権利獲りなるか
阪神大賞典2022予想コラム一覧
▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】想定“30倍”以上の伏兵 「復調気配で押さえ必須」
◆【穴馬アナライズVol.2】単勝“8人気”前後の盲点 「陣営に勝負気配が漂う」
◆【穴馬アナライズVol.3】単勝“下位人気”の爆穴 「秘めたポテンシャルは高い」
▼過去10年データ傾向
◆【血統傾向】レース相性抜群の父の血を受け継ぐ単回収値「215」の有力馬
◆【枠順・騎手】過去10年データを可視化したグラフから読み取る狙うべき馬とは
◆【前走ローテ】過去10年を動く図から読み取る狙うべき馬とは
著者プロフィール
伊藤大輔(いとうだいすけ)●「UMAJIN.net」編集部
秋田県生まれ。スポーツ関連書籍出版社、競馬専門紙の勤務を経て、現在はUMAJIN .netでライティング、競馬データ解析等を担当。『SPREAD』では主観的要素の強い「馬体解析」と客観的なデータの蓄積である「騎手データ」から、注目すべき馬と騎手を取り上げていく。
















