Advertisement

【金鯱賞/追い切り診断】前走惜敗の人気一角は高評価 「上限を探るかのような強い攻め」

【金鯱賞/追い切り診断】前走惜敗の人気一角は高評価 「上限を探るかのような強い攻め」

■マリアエレーナ

【中間調整】トップハンデを課せられ、馬場も悪いところを通らされながらも前走・愛知杯では3着と地力の高さをアピール。そこからの回復が順調だったようで、中7週で愛知杯へ。2月7日に放牧先から栗東へ戻り、しばしのケア期間を経て14日の初時計では坂路ラスト2F12秒2-12秒2(馬なり)と、ここで使っても大丈夫と思えるぐらいの動きを見せた。そこから手を緩めることなく、1週前のCW追いで5F66秒2(強め)、4日の土曜追いで坂路自己ベストとなる4F50秒4(一杯)と、過去最高レベルの負荷を消化。

◆【金鯱賞2023予想/WIN5】アネモネSは想定”2桁”人気で一発を狙う シメは金鯱賞”一点突破”

【最終追い切り】火曜日に追い切るこの厩舎の通例通り、松山弘平騎手を背にCW火曜追い。負荷はそれまで十分過ぎるほどに掛かっており、最終追いは松山騎手が操作性を確認する程度の単走・馬なり調整だった。終始体を柔軟に使えており、ラストも素軽さ満点の動きで伸びた。鞍上との意思疎通ぶりも申し分なし。

Advertisement

【見解】愛知杯時と比較しての体調面アップ、そして牝馬限定の中山牝馬Sではなく牡馬相手のGIIを進路に選んだということで、この馬の上限を探るかのような強い攻めを課せられている。オーバーワーク寸前とも思えるが、華奢な牝馬が強い気持ちでしっかり応えているのは好感。万全の態勢だ。

総合評価「A」

▼その他、追い切り診断
◆【追い切り診断】重賞未勝利組で“最上位”の「A」評価 「勝ち負けを意識できるデキ」

◆【追い切り診断】プログノーシスを上回る「S」の最高評価 「さらに上昇し目下絶好調」

Advertisement

◆【追い切り診断】上位人気に不満の「B」評価 「良化してきていいはずが…物足りない」

金鯱賞2023予想コラム一覧

▼騎手データ
◆【騎手データ】人気落ちの重賞馬に警戒も 頭は連対率“100%”の人馬

▼データ攻略
◆【データ攻略】重賞馬に驚異の“連対率8割超” 絶好の条件で目論むリベンジ

Advertisement

◆【データ攻略】人気一角に「1.0.3.0」の追い風 展開面含め「軸信頼度は高い」

◆【データ攻略】想定“10人気”前後の兵に“馬券内率7割超” 「持ち時計」を武器に一発狙い

◆【データ攻略】前走2桁着順の馬に“印”は必要 「5.4.1.3」と2つの理由

◆【WIN5】アネモネSは想定”2桁”人気で一発を狙う シメは金鯱賞”一点突破”

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズ】想定“6人気”前後の伏兵 「戦ってきた相手を考えれば当然買い」

◆【危険な人気馬】重賞好走馬は“バッサリ”消し ここが買えない「2つの理由」

▼血統傾向
◆【血統傾向】成長途中の5歳馬に好走の予感 条件合致で「4.0.0.6」の追い風

◆【血統傾向】実績上位が想定オッズ“2桁”の妙味 単回収値「1594」は無視できない

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】7枠のフェーングロッテンに“逆風” 単回収値トップ「1270」の好枠に伏兵が入る

◆【前走ローテ】主力形成のGIII組に黄信号 馬券内率“8割”超の王道とは

◆【脚質傾向】差しは最多5勝も後方一気はNG 好走条件は4角9番手以内

フィリーズレビュー2023予想コラム一覧

◆【穴馬アナライズVol.1】前日“10人気”前後の伏兵 「この条件替わりは一変の気配」

◆【穴馬アナライズVol.2】単勝オッズ“20倍”以上の盲点 「距離短縮で巻き返し可能」

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします