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【阪神大賞典/脚質傾向】馬券内率“100%”を誇る鉄板条件、該当するのはわずか1頭

【阪神大賞典/脚質傾向】馬券内率“100%”を誇る鉄板条件、該当するのはわずか1頭
[阪神大賞典]過去10年の脚質傾向

19日に阪神競馬場で行われる第71回阪神大賞典(GII、芝3000m)の過去10年データを紹介する。

本レース3連覇のかかるディープボンド、昨年の有馬記念2着馬ボルドグフーシュ、昨年のアルゼンチン共和国杯で重賞初制覇を飾ったブレークアップ、菊花賞3着のジャスティンパレス、今村聖菜騎手と新コンビで挑むメロディーレーンなど、長距離自慢たちが出走予定だ。

ここでは予想のヒントとなる「脚質傾向」を分析していく。

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■逃げ切りの可能性は限りなくゼロ

過去10年、逃げ【0.0.2.8】、先行【4.5.4.24】、差し【1.3.0.17】、追込【5.2.4.28】と、先行馬が有利な傾向となっている。昨年も序盤から好位で先頭をにらみ、最終4角付近から徐々に抜け出たアイアンバローズが5番人気ながら2着。2021年も同様のレース展開でディープボンドが制している。今年も先行馬の出走予定が多く、とくに実績豊富なディープボンドは軽視できない存在となっている。

[阪神大賞典]過去10年の脚質傾向

逃げ切りは2019年のロードヴァンドールと14年のバンデが3着に入ったきりで、この2頭以外は掲示板にすら届いていない。2頭は向こう正面で後方集団に7馬身ほど差をつけていたことから、好走には「大逃げ」が必要となる。今年序盤からハナを奪うのはアフリカンゴールドが有力となり、ハイペースでレースを展開できるかがカギとなりそうだ。

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■4角5番手以内で上がり3F最速が最右翼

差し・追込の場合、直線だけの末脚勝負では届かず、2周目の3角付近から徐々に進出するマクリが必要となってくる。昨年の覇者であるディープボンドも序盤は中団で脚を溜め、最終4角手前、大外からから徐々に進出し、上がり最速34秒6の末脚で差し切り。データを見ても4角6番手以下に位置した馬の勝利はなく、後方から攻める場合でも早めの仕掛けが必要だ。

上記より逃げ馬以外の好走条件は4角5番手以内、かつ上がり3F最速となる。データ上でも上がり3F最速を記録した場合は脚質に関わらず、【8.3.1.0】で複勝率100%。直近3000m以上の長距離レースで上がり最速を記録し、馬券内に好走したのはボルドグフーシュのみとなっており、最終4角での位置取り次第では重賞初制覇も予感させる。

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文●SPREAD編集部


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