Advertisement

【阪神大賞典/追い切り診断】ジャスティンパレスを上回る高評価 「充実期で上位争い必至」

【阪神大賞典/追い切り診断】ジャスティンパレスを上回る高評価 「充実期で上位争い必至」

■ボルドグフーシュ

【中間調整】昨年秋にグンと力をつけ、神戸新聞杯で3着、菊花賞で2着、有馬記念で2着と充実一途だ。前走後は大山ヒルズで激戦の疲れを癒し、2月23日に栗東へ帰厩。惜敗に終わった菊花賞と同じ阪神芝3000mの阪神大賞典に向けて調整が進められている。帰厩後2本目の時計だった3月1日の坂路追いで自己ベストに迫る4F51秒9(一杯)をマークし、秋のダメージからはしっかり回復を果たしたようだ。1週前追いには今回初コンビを結成する川田騎手が騎乗し、CWで併せ馬。そこまでの回転数に見えなかったが実際の時計は6F全体79秒9、ラスト1F11秒4。いかに体を伸び伸びと使えているかの証と言えた。

◆【阪神大賞典2023予想/騎手データ】ボルドグフーシュ・川田に“黄”信号か 条件合致で勝率6割超が堅軸候補

【最終追い切り】最終追いにも川田将雅騎手騎乗、栗東坂路単走。負荷は先週までで十分掛かっており、レース当週は鞍上がバランス調整に徹し、意思疎通を深めるような軽めの内容となった。全体も終いも数字は平凡だが、鞍上が意のままに操っており、いつでも弾けられそうな雰囲気。重苦しさはいっさい感じられなかった。

Advertisement

【見解】昨年秋はGIで連続2着と相当ダメージが残っておかしくない状況。しかし帰厩後の順調さからはしっかり回復したことが感じ取れるところで、体質は相当強いタイプなのだろう。体を以前より大きく使えるようになっており、いままさに充実期といったところ。上位争い必至だ。

総合評価「A」

▼その他、追い切り診断
◆【追い切り診断】人気一角に不満の「B」評価 「まだ“見えない疲れ”があるのか…」

◆【追い切り診断】ボルドグフーシュを上回る「S」の最高評価 「ほぼメイチ仕上げ」

Advertisement

◆【追い切り診断】高評価「A」の伏兵が一角崩し候補 「より素軽く豪快な動き」

阪神大賞典2023予想コラム一覧

▼騎手データ
◆【騎手データ】ボルドグフーシュ・川田に“黄”信号か 条件合致で勝率6割超が堅軸候補

▼データ攻略
◆【WIN5予想】重賞2鞍は「厳選2頭」 “一点突破”は混戦・千葉Sの前走大敗馬

Advertisement

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズ】想定オッズ“2桁”の盲点 「前走完敗が嫌われるならシメシメ」

◆【危険な人気馬】GI好走馬は“消し”評価 「長距離は騎手で買え」

▼血統傾向
◆【血統傾向】3強の一角はコース相性抜群な配合 単回収値「199」に合致でリベンジの予感

◆【血統傾向】想定“8人気”前後に激走の追い風 爆跳ねの単回収値「985」に食指

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】ジャスティンパレスの3枠は勝率“0%” 人気一角は“試練”の8枠に入る

◆【前走ローテ】勝率“100%”条件のボルドグフーシュ 前走大敗馬にも警戒

◆【脚質傾向】馬券内率“100%”を誇る鉄板条件、該当するのはわずか1頭

スプリングステークス2023予想コラム一覧

▼データ攻略
◆【データ攻略】伏兵に勝率“100%”条件 重賞完敗も中山コースで再浮上の余地

◆【データ攻略】馬券内率“60%”超で中心視 前走×実績で浮上する「1.2.1.2」

◆【データ攻略】「2.0.1.1」で目論む高配当演出 「ハイペース必至」の展開が追い風に

◆【データ攻略】想定“10人気”に出現する「1.2.2.1」 舞台替わりも「距離は克服可能」

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】単勝オッズ“20倍”想定の刺客 「不安材料をすべて相殺」

◆【穴馬アナライズVol.2】想定“8人気”前後の伏兵 「中山千八でこそ買いたい1頭」

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします