今週は中山競馬場でスプリングS(芝1800m)が行われる。過去の勝ち馬にはオルフェーヴルやキタサンブラック、海外GIを制したウインブライトなどがおり、未来のスターホース誕生が期待できる一戦だ。
過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「穴馬データ」としてメタルスピードを取り上げる。
◆【スプリングステークス2023予想/穴馬アナライズVol.1】単勝オッズ“20倍”想定の刺客 「不安材料をすべて相殺」
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■見逃せないハイペース経験
今年1月に未勝利戦を勝ち上がった馬。前走も少頭数で、今回が良績に乏しい1800m戦となれば狙いたい材料は乏しく映るが……見限るにはまだ早い。
・中山芝の成績【2.0.1.1】
上記4レースにおいて掲示板外はなし。マイルを使われた近2走は走るたびに自身の持ち時計を更新しており、中山との相性の良さは折り紙つきだ。その2戦はいずれも1000m通過58秒台のハイペースを先行押し切り。逃げ馬が揃ったメンバー構成にあってハイペース経験が豊富な点も見逃せない。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。