■パクスオトマニカ
2戦目の未勝利以降、3戦連続で逃げを打ち、前走・若竹賞で2勝目をマーク。ラスト5F目から11秒台のラップを刻むロングスパートを決め、最後は危なげなく逃げ切りを収めた。しかも、道中は執拗に馬体を併せられ、決して楽な展開ではなく、それでいて中山芝1800m1分48秒1の勝ち時計は優秀。
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6着に敗れた2走前の葉牡丹賞も、直線残り150m付近までは逃げ切り態勢。この一戦から鞍上の進言もあり、千八に距離短縮したのが吉と出た。中山芝1800mでこそ買いたい1頭だ。
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スタートからスッとハナを奪えるレースセンスがあり、一連のレースぶりからもスピードの絶対値は高い。先行馬が揃った今回、持続力勝負になるのは明白であり、戦績から人気も頃合い。4角で先頭に立っていれば波乱を演出する可能性は十分にある。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。