【桜花賞/追い切り診断】サークルオブライフと並ぶ「A」評価は伏兵 「大仕事をやってのける可能性」

■ナムラクレア

【中間調整】前走のフィリーズRでは単勝1.7倍という断然の1番人気に支持されるも、アタマ差の2着。人気は裏切ってしまったが、勝ち馬が内を絶妙に立ち回ったのに対しナムラクレアは4角で外に膨れるロスがあったことを考えれば、負けて強しの内容と言えた。その後は桜花賞に向け、在厩で調整されている。3月21日にさっそく坂路15-15を出し、24日には坂路ラスト2F12秒1-12秒0を楽にマークと回復の順調さをアピール。CWでの1週前追いには浜中騎手が騎乗し、直線半ばでは準オープン馬と激しい追い比べとなったが、これをねじ伏せて大きく先着。集中力抜群といった雰囲気だったし、この時点でほぼ態勢は整ったようだった。

◆【桜花賞2022予想/追い切り診断】ナミュールに不満の「B」評価 「気持ちの面で乗り切れていない」

【桜花賞/追い切り診断】ナミュールに不満の「B」評価 「気持ちの面で乗り切れていない」

【最終追い切り】1週前の稽古内容が濃厚だったので、レース当週は長谷川師が感触を確かめるセーブ気味の内容に留まった。それでも高いモチベーションをアピールするかのように、前進気勢にあふれた行きっぷりを披露。脚はしっかり溜まっており、促されたラストではピッチを一気に上げて鋭く切れた。単走とは思えない、迫力十分の動き。

【見解】稽古駆けする馬ではあるが、それを差し引いてもこの中間の動きは抜群にいい。前走時に取り入れた1週前のCW追いを今回も踏襲。強度を一気に上げて実戦並みの攻めをこなせたあたり、前走の反動は一切なく体調を高いレベルで維持できていることがうかがえる。そのCW追いでは長めからしっかり時計を出し、マイル対応は抜かりなしといったところ。もちろん最終追いの坂路で見せたスピード感も上々だった。大仕事をやってのける可能性は十分にある。

総合評価「A」

◆【桜花賞2022予想/追い切り診断】評価は2強の一角に軍配 「確かな成長」で好勝負必至

【桜花賞/追い切り診断】評価は2強の一角に軍配 「確かな成長」で好勝負必至

◆【桜花賞2022予想/追い切り診断】渾身仕上げでナミュール超えの「S」評価 「勝ち負けがあっていい」

【桜花賞/追い切り診断】渾身仕上げでナミュール超えの「S」評価 「勝ち負けがあっていい」

桜花賞2022予想コラム一覧

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】単勝“2桁”オッズの惑星 「相手強化も侮れない根性娘」

◆【穴馬アナライズVol.2】馬券内で“万馬券”射程の爆穴 「前走フロック視は禁物」

◆【穴馬アナライズVol.3】想定“8人気”前後の伏兵 「前走は勝ちに等しい内容」

◆【危険な人気馬】末脚非凡な有力馬は“消し”評価 「別路線組に足元をすくわれる」

▼データ予想
◆【騎手データ】連対率100%データに該当も、前日フタ桁人気の人馬とは

◆【データ攻略-前編】「0か100」のナミュールか、馬券内率“8割”の2歳女王か

◆【データ攻略-後編】巻き返しの準備は整った、“リピート好走”が後押し

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】人気2騎は「3年連続連対」の8枠 馬券内率0%の“鬼門”に実績馬が入る

◆【血統傾向】ドゥラメンテ産駒に“激走”警報、馬券内率87.5%の「配合×条件」

◆【脚質傾向】人気馬に立ちはだかる“名牝”の壁 好データには「穴候補」がずらり

◆【前走ローテ】前走・チューリップ賞組は5連敗 「中10週以上」の直行組に警戒

◆【人気傾向】サークルオブライフかナミュールか、馬券内率8割を誇るのは「2番人気」

阪神牝馬ステークス2022 データコラム一覧

◆【阪神牝馬ステークス2022/枠順・騎手データ】過去10年のグラフデータから読み解く狙うべき馬とは

◆【阪神牝馬ステークス2022/前走ローテ】動く過去10年データグラフから読み解く狙うべき馬とは

◆【阪神牝馬ステークス2022/人気傾向】過去10年のグラフデータから読み解く狙うべき馬とは

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします