Advertisement

【天皇賞・春/血統傾向】前走敗戦から“V字”巻き返しの予感 「6.8.3.18」の信頼軸にプラス要素

 

【天皇賞・春/血統傾向】前走敗戦から“V字”巻き返しの予感 「6.8.3.18」の信頼軸にプラス要素

30日に京都競馬場で行われる天皇賞・春(GI、芝3200m)の「血統傾向」を分析する。

京都で行われた過去5回、すなわち2016~20年の天皇賞・春で3着内に入った種牡馬データを集計した下記の血統表をもとに推奨馬2頭を紹介する。ここでは、そのうち1頭を紹介する。

◆【天皇賞春2023予想/追い切り診断】ジャスティンパレスを超える高評価「A」 「昨年以上の調整過程」

■瞬発力に富んだディープインパクトを代表するサンデー系の血

京都で行われた過去5回の種牡馬成績をみていくと、3着以内に入った種牡馬が全てサンデー系種牡馬であることがわかる。なかでもディープインパクト系種牡馬は述べ16頭出走し、2勝2着1回3着2回、2019・20年でディープインパクト産駒のフィエールマンが連覇しているように好成績。

一方、キングカメハメハ系の種牡馬は【0.0.0.10】と大不振。2020年も2番人気のユーキャンスマイルが4着、3番人気のキセキが6着と上位人気馬であっても馬券圏外に敗れており、連覇を狙うドゥラメンテ産駒・タイトルホルダーにとっては気になるデータと言えるだろう。

2023_天皇賞・春_血統

この傾向は京都芝3200mというコース形態とレース展開が影響している。向こう正面に急坂があるコースレイアウトで、ここで一旦ペースが緩む。そして3コーナーから4コーナー入り口にかけての下り坂、さらに直線はほぼ平坦のため、一呼吸置いてのラストスパート。つまり「瞬発力戦」になりやすく、瞬発力に富んだディープインパクトを代表するサンデー系の血が活きる展開というわけだ。

そこで今回はディープインパクト産駒に注目する。

◆【天皇賞春2023予想/データ攻略】上位人気の4歳馬に「2.1.2.0」 新・京都での“鬼脚炸裂”を警戒

■アスクビクターモア

父は無敗の三冠馬・ディープインパクト、母父は1985年の凱旋門賞を制するなど欧州でGIを2勝したレインボウクエスト、半兄に2016年のコロネーションSを制するなど欧州GI2勝のケマーがいる血統構成。

Advertisement


3歳時に弥生賞ディープインパクト記念を勝利し、日本ダービーでも3着に入ると、ラスト1冠の菊花賞は番手から抜け出しレコード勝ち。イクイノックスやドウデュースなどがいる強い4歳世代でもトップクラスの実績を持っていると言っていいだろう。

1番人気に支持された前走の日経賞では見せ場なく9着に敗れたが、スタートの出負けと不良馬場が敗因。1週前追い切りでは新たにコンビを組む横山武史騎手を背に、美浦ウッドで5F64秒7-1F11秒5と好時計を余力残しでマークしており、体調も整っていそうで、2つ目のタイトルも十分狙えそうだ。

そして、血統面でも今回の条件に適性が垣間見える。父ディープインパクト×母父ナスルーラー系の牡・セン馬は、2018年以降、芝2400m以上の平坦コースに出走すると【6.11.3.33】勝率11.3%、複勝率37.7%と高い好走率を誇っている。

また上記の条件に加えて、4歳以下かつ社台系生産馬(ノーザンF、社台F、追分F)に絞ると【6.8.3.18】勝率17.1%、複勝率48.6%、複回収値121と軸にするには信頼を置ける好成績。上記6勝のうち5勝は乗り替わり時である点も踏まえると、横山武騎手への乗り替わりもプラスに働きそうだ。

◆【天皇賞春2023予想/データ攻略】“死角の少ない”ハイレベルな4歳馬に「4.0.1.0」 GI制覇への準備は整った

▼その他、血統傾向
◆【血統傾向】馬券内率“6割”超の重賞未勝利馬に注目 多頭数のレースで波乱を巻き起こす

天皇賞・春2023予想コラム一覧

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】前日“8人気”前後の伏兵 「前走以上の上昇度で勝負圏内」

Advertisement


◆【穴馬アナライズVol.2】単勝オッズ“2桁”の盲点 「馬場が渋れば人気以上の期待値」

◆【穴馬アナライズVol.3】想定“6人気”前後の妙味 「人気落ちの今こそ買いの判断」

◆【危険な人気馬】菊花賞の好走馬は“消し” 「実績が大いなるネック」

▼騎手データ
◆【騎手データ】伏兵に騎乗のベテランは穴候補 条件合致で複勝率100%の2人に注目

▼追い切り診断
◆【追い切り診断】想定“8人気”が重賞馬を上回る高評価 「素質馬が能力全開」

◆【追い切り診断】タイトルホルダーを上回る「S」の最高評価 「絶対王者を下すなら」

◆【追い切り診断】前走快勝の人気一角は辛口「B」評価 「逆転される可能性」

◆【追い切り診断】ジャスティンパレスを超える高評価「A」 「昨年以上の調整過程」

▼データ攻略
◆【データ攻略】“死角の少ない”ハイレベルな4歳馬に「4.0.1.0」 GI制覇への準備は整った

◆【データ攻略】上位人気の4歳馬に「2.1.2.0」 新・京都での“鬼脚炸裂”を警戒

◆【データ攻略】“想定10人気”以下に激走警報 連対率60%の名手で大駆けに期待

◆【データ攻略】人気落ちの実力馬に逆襲の予感 「2.2.0.2」の“経験値”がGI初Vへ導く

◆【WIN5予想】メインとスイートピーSは前走完勝馬で「一点突破」 荒れる京都10Rは”想定2桁”も押さえ高配当狙い

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】タイトルホルダーらの“内枠+先行”は好相性 人気以上に走る「好枠」には……

◆【前走ローテ】ジャスティンパレスが“絶対条件”クリアも、前例なき臨戦過程に刺客

◆【脚質傾向】タイトルホルダーは“逃げ”なら黄信号 前走惨敗の馬に再浮上の余地

◆【人気傾向】歴史的名馬も“ぶっ飛ぶ”鬼門の1人気 3年連続3着の4人気に警戒

文●中井達也(SPREAD編集部)