30日に京都競馬場で行われる第167回天皇賞・春(GI、芝3200m)の過去10年データを紹介する。
連覇へ向けて前走・日経賞を圧勝したタイトルホルダー、阪神大賞典で重賞2勝目を飾ったジャスティンパレス、GI2着2回のシルバーコレクター返上を誓うボルドグフーシュ、ドバイGIII・レッドシーターフHを制したシルヴァーソニックなど、トップステイヤーたちが揃った。
ここでは予想のヒントになる「人気傾向」を分析していく。
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■1人気はオッズ1倍台だと危険
過去10年、1番人気は【3.3.0.4】勝率30.0%、連対率・複勝率60.0%となっている。昨年も1番人気ディープボンドが2着に入り、2017年優勝のキタサンブラックから6年連続で馬券に絡んでいる。
しかし、気になるのは1番人気の単勝オッズ。1.0~1.9倍のゾーンが【0.0.0.2】と不振傾向になり、2014年のキズナは1.7倍で4着、13年のゴールドシップは1.3倍で5着と馬券外に敗れた。それ以前にも、2012年には単勝オッズ1.3倍のオルフェーヴルが11着に沈んでいる。
むしろ2.0~2.9倍の1番人気は【3.1.0.0】と連対率100%。今年、タイトルホルダー、ジャスティンパレス、ボルドグフーシュの3頭が人気を集めると思われ、単勝1.9倍以下だと危険、2.0倍以上であれば「軸」という判断になる。
最多5勝の2番人気は【5.0.1.4】勝率・連対率50.0%、複勝率60.0%を誇り、昨年はタイトルホルダーが4年ぶりに2番人気で戴冠。3番人気は【1.2.1.6】で複勝率40.0%だが、複勝率60.0%で上回るのが【1.1.4.4】4番人気となっている。現在、3年連続で3着と馬券に絡んでおり、今年はアスクビクターモア、シルヴァーソニック、ディープボンドが候補か。
過去10年で1+2+3番人気の組み合わせは0回、1+2番人気は3回、1+3番人気は1回、2+3番人気は2回。伏兵の台頭もあり、2014年は12番人気ホッコーブレーヴが3着、15年は10番人気カレンミロティックが3着、16年は13番人気カレンミロティックが2着、20年には11番人気スティッフェリオが2着に入るなど、単勝2桁の馬も侮れない。
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▼その他、過去10年データ傾向
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天皇賞・春2023予想コラム一覧
▼穴馬予想
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▼騎手データ
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▼追い切り診断
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▼データ攻略
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▼血統傾向
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文●SPREAD編集部